東京湾岸定点観察 Tokyo bay area observations

東京湾岸エリアを定点観察しながら不可逆な景色の移ろいを記録するアルバムブログ

新豊洲Brilliaランニングスタジアムが造られる様子の定点観察動画をアップしました

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新豊洲Brilliaランニングスタジアムができるまで定点観察

2016年12月10日にオープンしたばかりの『新豊洲Brilliaランニングスタジアム』の工事の様子を観察撮影した写真を繋げて動画にしました。
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運河のほうへ視点を向けると豊洲ぐるり公園が整備されていく様子も観察できるし、画面の手前側へ視点を向けると豊洲特設会場で催された『あみゅ博』『WATERWARS』『泡フェス』『Cirk VOST』がそれぞれ設営され撤去される様子も観察できるので、ぜひいろいろ視点を変えながら観ていただければと思います。

これは東京ドームを造った太陽工業の作品

ランニングスタジアムを造ったのは、東京ドームの膜状屋根を造ったことで有名な太陽工業。アーチ構造に特殊なフィルム膜を大規模に張るというので日本初の建築物となるそうです。
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以前東京ドーム誕生秘話を紹介するテレビ番組を観ましたが、テント屋からスタートした太陽工業が東京ドームのプロジェクトに関わることになり、耐火性・耐久性・防水性・軽量性等、求められるあらゆる性能を備えたドーム屋根を生み出すため何年も試行錯誤を繰り返し、法規制や日照権問題など立ちはだかる問題も打破していき、要求仕様に全て応える東京ドームを完成させることができたという内容でした。
今や国内外の膜状構造を持つ建物を数多く手掛けている太陽工業ですが、ランニングスタジアムもその実績の一つとして追加されました。

ちなみに、施設名が『Brillia』を冠しているのは、高級分譲マンションをBrilliaというブランドで展開する東京建物がネーミングライツを取得したから。

膜を広げる様子を観察できます

アップした(スライドショー)動画の中に、膜状屋根を広げる様子の動画(2016/9/29撮影)が混じってます。1:26からスタートするのでよーく注目ください。
私はこの屋根を触ってみたくって、オープン初日に遊びに行き建物の中から膜をツンツンしてみました。弾力が強く、固めのバランスボールのような質感でした。

ついでに撮影できたオロナミンC垂れ幕撤去の様子

動画の流れが前後しますが、0:53からスタートするアーチ構造用の部材を取り付ける様子の動画(2016/9/2撮影)について。
これを撮影するためいつもの観察場所でカメラを構えてたら、期待してなかった他の映像を偶然捉えることができました。あみゅ博期間中掲げられてたオロナミンCの大きな垂れ幕を撤去する様子です。

以前アップした動画『あみゅ博・WATERWARS See you again 定点観察』の0:20ごろから始まるのがそれです。そうゆうのが好きな方は今回アップした動画と合わせてこちらも是非ご鑑賞ください。
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